作品


時の流れはしたたかに、
天地の境も霧の中、
ほんの小さな命さえ、
光の方へ歩んでいくよ。

そこに咲く花のように、
そこに舞う蝶のように、

ただひたむきに、
ただあるままに、

そこにあること、
そこにいること、
ここにいること―。

そこはひとりで生きる、みんなの世界―。