例えば僕と守宮がふと出合う。
互いの気配を感じながら、近づいたり、離れたり、
その緊張と安心のちょうど真ん中の、程よい間合いを探り合う。
ゆっくりと、ただ確実にうつろいゆく光と影の中で、ただそこあるままにあるために―。
本展では新作を含め過去10年ほどの間に描いた作品25点前後展示いたします。
壁に映る木漏れ日とそこにいる小さな生きものを描いた「そこに―」シリーズ、己の生の一刻一刻をつなぎ止めたような蝋燭シリーズ、群青の水面にきらめく光、そこに自己の仏教的死生観、宇宙観を込めた作品群など、これまでの集大成的な展示になるかと思いますので、この機会に是非ご高覧ください。
宏二郎 展 そこにいること
2018年2月8日(木)〜20日(火)
たましんギャラリー(多摩信用金庫本店9階)
〒190-8681 東京都立川市曙町2-8-28(JR立川駅徒歩5分)
TEL 042-526-7717
宏二郎在廊日:8日・10日・11日・12日・14日・.15日・17日・18日・20日(各日13時〜17時)
開廊時間:10:00〜17:00 ※最終日は15時閉廊
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